日本史(主に平安〜鎌倉初期)&源平史跡、伝承地巡りの記録。 あくまでも自分の為の記録で御座います。

64年後のナガサキで。
2009年8月6日、ナガサキ。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典終了後は、2年前同様に長崎市内の戦跡を訪ねてまいりました。
今年はしんやさんも御一緒という事で、今一度 以前と同じ経路を辿り、改めて考えてみる事に致しました。

090809 ナガサキ08

先ず訪れたのが、浦上天主堂
前回は礼拝堂で行事が行われている最中で御座いましたので、表で頭を下げるのみだったので御座いますが、今回は教会内に入らせていただく事が出来ました。
ステンドグラスに彩られた神秘的な空間…出口付近には被爆マリア像が祭壇に御祀りされておりました。
このマリア様は1929年に聖堂に取り付けられた木製像。
被爆によって天主堂は倒壊してしまいましたが、後にマリア様の頭部が瓦礫の中から発見され、1990年 この教会に戻って来られたという事で御座います。
(※堂内は撮影禁止で御座います。
 画像の写真は、表に設置された案内板を撮影させていただいたもので御座います)

私にとって教会の雰囲気は異文化そのものであり、正直どのように御祈りすべきなのかの作法等は全く分からないので御座いますが、御邪魔させていただいておいて御挨拶をしないのは無礼と思いますし、尊い存在に祈りを捧げる気持ちは神社、仏閣での拝礼と同様であって良いのでは無いかなという勝手な解釈から、合掌で拝ませていただきました。
相変わらず、無知で申し訳御座いません…;;
ふと横を見ると、しんやさんが両手を組んで御祈りされておりました。
しんやさんは西洋音楽を嗜まれていらっしゃいますし、幼少時はカトリック教会の幼稚園に通われていたそうで御座います。
堂前の御庭に安置される被爆聖像の前でも、胸に手を置かれて黙祷を捧げられている御姿が印象的で御座いました。

090809 ナガサキ09

続いて向かったのが、長崎市永井隆記念館で御座いました。
私は、どうしても しんやさんに永井さんの事を知って帰っていただきたくて……半ば強引に御連れしてしまったような気も致しますが、知らなければ気にならない事も知ってしまえば目を背けられない筈と思いまして…。

館内に入ると、私が前回訪れた時よりも沢山の方々が展示に向き合っておられました。
先ずは、永井さんの御生涯を紹介するビデオを全種類見させていただきます。
こちらのビデオは島根県雲南市三刀屋町の永井隆記念館入館の際に見せていただくビデオと同じ内容のもの。
タイトル、テーマ別に簡潔に纏められたものが数種類作られており、それぞれに重複する部分も御座いますので、大事な情報は何度も繰り返し伝えられる事となり、大変分かりやすく受け入れる事が出来ます。
数列用意された視聴用の席は満席で、どなたもが真剣に ひとつひとつのビデオを見ておられました。
ビデオで永井さんへの理解を深めた上で拝見する展示物には、どれも命の重み、尊さ、有難味を感じさせられます。
展示室の床には平和を願う灯火があたたかい光を放っており、綺麗だなと思いました。

記念館を出、如己堂へ立ち寄って、こちらを後にしたので御座いますが、歩きながら しんやさんが
来て良かった
と仰って下さった事が、とても嬉しかったです。
押付けがましい事は重々承知の上で御座いましたが、少しでも感じていただけるものがあったのであれば幸いで御座います。
永井さんの作品にも関心を持たれた御様子で御座いましたので、是非 御本も読んでいただきたいなと思いました。

090809 ナガサキ10

御昼御飯に皿饂飩と長崎ちゃんぽんをいただいて少し休憩した後は、再び平和公園に戻り、原爆資料館を拝観致しました。

それから、坂本町の山王神社へ。
片足鳥居、2本の大クス…原爆の凄まじさを今に伝える この神社境内では、ボランティアの方々による写真展が行われておりました。
開催時間ぎりぎりの頃に御邪魔させていただいたので御座いますが、
どうぞ、見て行って下さい
と快く迎えて下さいました。
被爆直後の市内の写真を指差しながら、これは現在の何処何処ですよ…等と説明もして下さり、頭の中で長崎市内の地図を想像しながら勉強させていただきました。

090809 ナガサキ11

山王神社を出た後は浦上街道沿を歩き、長崎四国霊場第八十三番 坂本山王観音堂を経て、坂本国際墓地に眠る永井さん御夫妻の墓前に手を合わせてまいりました。

坂の多い、ナガサキの街。
真夏の強い日差しの中、根気良く御付き合い下さった しんやさん、本当に有難う御座いました。

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(※以下、駄文で御座います)


クララ〜

長崎へは、親愛なるパートナー クラッカーさんも勿論 一緒で御座いました♪

私達は9日の夜に山口県まで戻る予定となっておりましたので、余り長崎に長居する事が出来なかったのですが、しんやさんの御希望で大浦天主堂グラバー園を見て行こうという事になりまして。
私は小さい頃に何度か訪れておりましたが、物心付いてからは記憶に無く…実に十何年ぶりだろう?という感じで御座いました。
クラさんは……うぅん、どうなので御座いましょう;
物心付く前に私と一緒に来ていたかもしれませんし、その頃は御留守番をしていたかもしれません(笑)
どちらにせよ、クラさんも初めて気分でウキウキしておられたようで、道々出会うニャンさん達に話し掛けたりしておりました。

クラ様 in 長崎♪

以前から感じていた事では御座いますが、長崎には野良猫さんが多いようで…。
私は夏の長崎しか知らないので特にそう思うのかもしれませんが、いつも何処かで衰弱した子猫を目にしております。
途方も無い表情で足元に擦り寄ってくる子猫もいれば、動く気力も無さそうな様子で横たわっている姿も……。
小さな命の儚さを感じさせられながらも、私にはどうする事も出来ず…もどかしいばかりで御座います。

↑クラさんがネコバスに乗ったり、ジブリな御友達とファンタジィなひと時を楽しんでおりますが、これはグラバー園入口近くの御土産屋さんでの光景で御座います。
何故、御土産屋さんにネコバスが!!!と驚きつつ、店員さんの許可をいただいて写真を撮らせていただいちゃいました♪
行き先が ちゃんと“ながさき”になっていて、とっても素敵な空間で御座いました〜。

ちなみに…大浦天主堂は既に拝観時間を過ぎており、時間の都合でグラバー園の入園も見送った為、今回は ただ この辺りを御散歩しただけで御座いました。
来年は、もう少し時間をとって、じっくり見てまわりたいなと思っております。

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